
治験はどこで実施されているのか、ということについてですが、基本的には治験を実施する病院というものは限定されています。
大抵の場合は、大学病院であったり、国立病院、または大規模な病院で行われているというのが現状になります。この理由としては、治験というものは、通常は製薬メーカーと治験実施施設の業務依受託契約に基づいて行われることになっています。
治験を依頼する前には、まず施設の選定が行われることになるわけです。この選定の段階で、製薬メーカーとしては、新薬の開発には莫大な資金が投入されるわけで、絶対に失敗をするということは避けなければならないという事情があるわけです。
ですから、どの医療機関に対して治験を依頼するのかということについては、慎重に検討したうえで決定されているため、大規模な病院でしか治験は行われない、ということです。法律に沿って、患者の人権を尊重しつつ、正確で効率的に治験を実施できる能力を持っている医療機関であるということは、絶対必要条件になってきます。
細かく言ってみると、医師やスタッフが経験豊富であることや、医療設備がきちんと揃っていること、組織などの体制が整っていることが考えられます。
こういったことから、治験というものは、どこでも受けられるというものではなく、やはり自然に都市部の大きな病院に偏ってしまうというわけです。治験について知りたいというのであれば、まずは大きな病院にそのことについて聞いてみるといいかもしれませんね。
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