
治験というのは、ある意味人体実験のようなものですが、本質的な違いについて説明します。まず、治験と言うものについては、本人の自由意志に基づいて行われる治療試験というものをいいます。
その一方で、人体実験というものについては、本人の意思を完全に無視して行われる実験というもののことを言います。ですから、例え治療を目的として行われる治療試験ということであっても、本人の意思が無視されるようなことがあったら、それは人体実験であるという風にとってもいいといえるでしょう。
その為に、治験では、インフォームドコンセントというものが非常に重要視されることになります。
治験を行う前に、しっかりとそれについての説明を受けたか、ということが問題になっており、その説明に対して、しっかりと同意することが出来ているのか、ということも治験であるか、人体実験であるかを区別するのには重要なポイントになります。
医師の言うことに対して、同意を得ることが出来れば、それは治験としてみてもいいでしょうし、反対に同意することの無いまま強制的に行われるようなことがあれば、それは人体実験ということになります。
ただ、現在は、そういった人体実験と思われるようなことはどこも行ってはいないと思いますので、安心してもいいかと思われます。基本的には、治験と人体実験を区別するためには、こういった大きな違いがあるというとを知っておいても損は無いのではないかと思います。
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